どもる病気の吃音は、言いたいと思っている言葉がうまく出てこない病気。

しかし、吃音は病気といってもどこか痛いわけでもないし、特定の言葉以外や一人でいるときはすんなり話せたりします。

 

そう、吃音というどもる病気は、なかなか正しいイメージをつかむのが難しいんですよね。

どもる病気の吃音はどういった病気なのか、またその原因や克服法について詳しくチェックしていきましょう。

 

どもる病気の吃音は頭の回転や性格が原因?

どもる病気の吃音になる原因は、実ははっきりと断定できていないところがあります。

また、どもる病気の吃音になる原因は1つとは限りません。

 

いくつかの原因が合わさって、結果として吃音という病気の症状が現れる形が多いのです。

よく言われる吃音の原因は、頭の回転ではないか?ということ。

 

これは、どもる病気は思ったように話せない症状を持つために、そのように言われがちなんですね。

しかし、実際のところ、どもる病気の吃音は、発達障害で頭の回転が遅いから病気になってしまうとは言い切れません。

 

もちろん、どもる病気の吃音でありながら、発達障害である人もいます。

ですが、頭の回転が影響して、どもる病気の吃音になるとは限らないのです。

 

また、どもる病気の吃音になる原因として、頭の回転と同じく挙げられることが多いのが、性格。

これについては、実際のところ大きく影響しています。

 

つまり、どもる病気の吃音になりやすい性格というのがあるということ。

どもる病気の吃音になりやすい人の性格は、以下のようなものがあります。

  • 完璧主義
  • 自分の話し方にこだわりがある
  • 自分に自信がない

あなたも思い当たる節があったのではないでしょうか?

 

このような性格の人は、そうでない性格の人に比べると比較的、どもる病気の吃音になりやすいと言われています。

どもる病気の吃音になりやすい人の性格のなかに「自分の話し方にこだわりがある」というものがありますが、これについて少し説明しますね。

 

自分の話し方にこだわりがある性格というのは、たとえば「話すときにどもるのは良くない」などのルールを決めてしまう性格のこと。

でも、実際は世の中にどもらない人なんて、ほとんどいません。

 

しかし、自分の話し方にこだわりがある性格の人は、それが許せなかったりします。

ある意味、自分に厳しい性格という言い方もできるでしょう。

 

でも、それは良いことではありません。

自分の話し方に厳しいルールを作ってしまうと、それを乗り越えられない自分にストレスを溜めてしまうからです。

 

そういったストレスが溜まると、逆にどもることを意識しすぎて、どもらずにはいられなくなってしまう。

そう、それがどもる病気の吃音の状態なのです。

 

どもる病気の吃音になりやすいその他の原因とは?

また、性格に加えて、どもりやすい環境に身を置いていることもどもる病気の吃音になりやすい原因の一つ。

どもりやすい環境とは、たとえば以下のような状態です。

  • 大勢の人前で話すことが多い
  • 仕事などで、話し方に細かいルールがある
  • 話していると周りから「どもった!」などと言われてしまう

このような環境にいると、どうしても話すことに対してストレスを感じやすいですよね。

 

こういったストレスが積み重なることで、先ほどのようにどもる病気の吃音になりやすいと言えます。

そのほか、安定した話し方ができていないと、どうしてもどもりやすくなってしまうんですね。

 

それだけでは、どもる病気の吃音とは言えないですが、そこから極端に自信を失くしてしまい、自己嫌悪になってしまう人も多いのです。

すると、どもることに敏感になってしまい、そこからどもる病気の吃音になってしまうことがあります。

 

ここでいう、安定した話し方ができないというのは、以下のようなタイプです。

  • 話しているときに、呼吸が少ない
  • 早口で話すクセがある
  • どもることがあると、言い直してしまう

このような話し方のクセがあると、どもることも多くなり、どもる病気の吃音になりやすいんですね。

 

どもる病気の吃音は、話すスキルと話すことに対する心理が互いに影響している病気。

そう、どちらの要素が欠けていても、どもる病気の吃音になりやすいということです。

 

実は、どもる病気の吃音は、100人に1人がなる病気。

ひと学年に数名は吃音の人がいる、といった感じでしょうか。

 

思っていたより、身近な病気だと思いませんか?

大げさに言えば、どもる病気の吃音は性格や環境によっては、誰でもなる可能性があるのです。

 

だからこそ、安定した話し方に慣れること。

そして、どもる病気の吃音になりにくい心理を掴んでおくことが大事です。

 

これらを何となく適当に考えていると、どうしても病気に引っ張られてしまうんですね。

というのも、どもる病気の吃音になりやすい原因は複数だから。

 

逆に言えば、どんな原因に引っ張られても、ベースとなる安定した話し方や心理コントロールができていれば、踏みとどまることができるのです。

 

また、同様に、どもる病気の吃音になってしまった場合でも、これらを意識することが克服の基本。

どうしても、どもる病気の吃音になると克服するのが難しい、といった気持ちになるかもしれません。

 

どんな方法を試しても、どもる病気の吃音を克服できない。

それどころか、どんどん吃音が悪化していく…。

 

残念ながら、そんな声もよく聞きますよね。

どもる病気の吃音がなかなか克服できないのは、吃音になる原因がはっきりと特定できていないことが影響しています。

 

手当たり次第に方法を試しても、失敗することも多々あるでしょう。

そんな時に、吃音でもブレない心理コントロールができていれば、ただの失敗で終わらせることができます。

 

しかし、心理コントロールがうまくできていなければ、克服にチャレンジすればするほど、そして失敗すればするほど吃音は悪化してしまうんですね。

どもる病気の吃音を悪化させるのは簡単なのです。

 

初めは「たまにどもるな」「うまく言えない言葉があるな」くらいだったものが、知らず知らずのうちに、すぐに悪化してしまう。

そして最悪の場合は、うつなどの別の病気を併発したり、話せない恐怖から外に出れない…といった状態にまで発展してしまうこともある怖い病気。

 

だからこそ、どもる病気の吃音は、正しい克服法・実際に治った克服法で、確実に治療していくことが大切。

それは、やみくもに何となく克服しようとしても、逆に悪化させかねないからです。

 

どもる病気の吃音の場合、一度悪化すると一気に克服することはなかなかできません。

なぜなら、どもる病気の吃音克服には、話すスキルと心理コントロールの両輪をうまくできるようになることが不可欠だから。

 

だからこそ、どもる病気の吃音かもしれないと感じたら、今すぐ実際に治った克服法をチェックしていくべきですよ。

 

どもる病気「吃音」は病院に行くべき?治った克服法をチェック!

どもる病気の吃音になったら、病院に行った方が良いのでしょうか?

私の結論としては、NOです。

 

どもる病気の吃音は先ほどもお伝えしたように、はっきりとした原因が分からない病気。

そのため、病院に行っても正しく診断できる医師が少ないのが現状なのです。

 

私自身、どもる病気の吃音克服に関係のない、精神が安定する薬を処方されて副作用に悩まされました。

これでは、どもる病気の吃音を克服するどころか、逆に体の調子が悪くなってしまいます。

 

どもる病気の吃音は話すスキルと心理コントロールの獲得によって、克服することができます。

しかし、自己流や中途半端なものでは逆効果。

 

正しい克服法を実践することが、どもる病気の吃音を克服するには最短の道のりだということを意識しましょう。

 

これを機に、吃音症を克服したい!と思ったらこちらも参考にしてみてくださいね。

吃音が克服できないと悩む方はこちら

 

この記事を書いた人

名前(yamazaki.)
長年悩んでいた吃音を克服できました。同じく悩んでいる方へ吃音で困った経験や乗り越えたコツをお伝えします。