住んでみないと、その環境が自分に合っているのかどうかはわかりませんよね。
最初は合わないと思っていても、生活しやすい環境だったということも。
一人暮らしに向いているとされる地域に実際に住んでいる方の意見を紹介します。
暑さと寒さが激しいけど住みやすい街
私は大学進学を機に、埼玉県熊谷市に引っ越しました。
大学卒業後も、同じ部屋に住んでいます。
熊谷駅から徒歩10分ほど、家賃は45,000円のアパートです。
徒歩10分とはいいますが、駅ビル内を通ればあまり時間を感じさせません。
熊谷駅周辺に住んでいていいと思った大きな点は、家賃の安さです。
私の家は10畳ほどあるのですが、この値段。
トイレとお風呂は別ですし、オートロック、キッチンが広くてとても気に入っています。
コンビニも近くにありますし、生活している上での不便は、夏の暑さくらいです。
もっと調べれば、今の部屋よりいい物件で、安い家賃の場所もたくさんあります。
大学が近くにあるので、学生が多く住んでいる街です。
そのため、街には活気があります。
熊谷駅に住むメリット
住んでいていいと思ったことは、家賃以外にもたくさんあります。
熊谷駅は、アズ熊谷、ティアラ21、ニットーモールと駅ビルが繋がっていますし、ヤオコーやベルクといったスーパーもあります。
特にベルクは夜の12時まで営業しているので、帰りが遅くなる方でも利用しやすいお店です。
駅前にはコンビニがたくさんありますし、私の家の目の前にもコンビニがあるので、とても便利です。
駐車場も広いですし、学生だけではなく、家族連れの方も、サラリーマンの方も多く住んでいます。
女性のファッションブランドもありますし、ユニクロやGUといったカジュアルファッションの店もあります。
古着屋さんやセレクトショップもあり、個性的なファッションが好きな方でも満足すると思います。
また、おしゃれなカフェや喫茶店も多く、飲食店も多いです。
外食をよくする方も、カフェで一休みしたいときも利用しやすいお店もあります。
坂が少なく、歩きやすいのも特徴の一つです。
徒歩10分ほどかかる家でも、平坦な道なのでそれほど苦痛には感じないかと思います。
自転車を利用している方も多いですし、近くには駐輪場も多いです。
スーパーの前など、自転車を止めている方が多いので、歩く場所が少し狭いかな、という印象は受けます。
熊谷駅は、高崎線のほかにも、新幹線や秩父鉄道が通っている駅です。
熊谷駅での買い物が物足りないと感じても、休日には気軽に大宮、都内まで行けますし、観光地として有名な秩父・長瀞へのアクセスも良いです。
秩父や長瀞の観光は、時期が限られていますが、1,440円ののり放題のフリー切符があるので、お金もかかりません。
群馬や新潟から上京している学生も多く、高崎線のグリーン車や新幹線を利用すれば、快適に地元へ帰ることもできます。
熊谷駅の悪いところ
悪い点をあげるなら、ひとつは治安の悪さです。
駅の東口方面は、住宅街になっており静かなのですが、北口方面は居酒屋やキャバクラが並ぶ繁華街になっています。
特に居酒屋のキャッチが多く、とてもいい人もいて、そこからお店の常連になる、なんてこともよくあるのですが、女性一人が歩くのは少し怖いかな、という印象です。
また、熊谷市内で数年前に連続殺人事件が起き、その当時も熊谷に住んでいたのですが、少し怖い思いをしました。
夜間の警察の巡回も行っていますし、今後そういった事件が起きなければいいな、と思っています。
熊谷は夏暑くて、冬は寒いし、時には雪も降ります。
風も強くて、立て付けの悪い窓から音がすることもありますが、不動産に連絡すると、慣れているのか適切な対処方法を教えてくれます。
夏は暑いですが、毎年7月にはうちわ祭りが、8月には花火大会が、春には桜堤の桜まつりが行われ、四季通して自然も感じられる街です。
うちわ祭りのために、初夏からお囃子の練習がはじまり、とてもノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
うちわ祭り本番、駅前に山車が集まる様子は圧巻です。
花火大会はとてもにぎわいますし、夏の終わりを感じることのできるイベントです。
熊谷桜堤の桜は、よくテレビでも放送され、江戸時代からの桜の名所となっています。
桜と土手一面に咲く菜の花のコントラストはとてもきれいですよ。
気候が悪くてもやはり住み心地の良い環境で生活するのが一番ですよね。
続いて一人暮らしにも向いている地域を紹介します。
初めての東京暮らしにぴったり
私は2018年の春から東京で一人暮らしをはじめました。
住んでいる場所は中野区の野方周辺です。
なぜ野方に住むことに決めたかをまず説明いたします。
はじめは、高円寺、中野に歩いて行ける場所で探しました。
しかし、どうしても中央線に近づくほど、家賃が高くなります。
高円寺、中野に歩いて行けるという条件では、家賃と間取りとのバランスを考えると、抵抗がある物件しかなく、不動産屋の提案で自転車でアクセスできるくらいの場所まで妥協することにしました。
そこで私が最終的に選んだのが、西武新宿線「野方」駅の近くの物件です。
中野区野方周辺おすすめポイント
ポイント①新宿へのアクセスの良さ
まず、一番おすすめできる点が、新宿へのアクセスがたいへんいいというところです。
タイトルにもあるようにまず、東京で暮らすのであれば、新宿へ出るのにどれくらいかかるかがポイントとなります。
新宿に出てしまえば、割とどこへでもいけるからです。
そのため、「西武新宿駅」に20分とかからず、電車賃も180円程度で済むというのはかなりいいところかと思います。
ポイント②飲み屋さんを中心に、飲食店が多い
野方駅周辺には、魅力的な飲食店が豊富にあります。
チェーンの居酒屋は少ないですが、美味しい店がいっぱいです。
特に、居酒屋の多さは素晴らしいです。
焼きトンの名店や焼き鳥や、魚系や中華系、何でもあります。
価格もお手頃で、大変通いやすいかと思います。
また、ラーメン屋も10軒以上あり、激戦区といっても過言ではありません。
カップラーメンにもなっている有名店「野方ホープ」の本店もあります。
もちろん、ファミリーレストランや牛丼屋、ハンバーガーショップもありますし、インドカレー屋やケバブ屋、おしゃれなコーヒーショップなんかもあります。
とにかく、外食が多い方にはおすすめです。
ポイント③サブカルチャー好きにも
「中野」「高円寺」という2大サブカル街へもすぐに出られます。
どちらも自転車で10分程度で着きます。
高円寺ならば、歩いていってもそれほどの距離には感じないと思います。
野方自体はそれほど大きい町ではありませんし、サブカルチャーを感じるお店や雰囲気も少ないですが、中野、高円寺はサブカル感満載です。
映画や漫画、ファッション好きにはおすすめです。
また、この二駅はJR中央線です。
中央線の沿線は阿佐ヶ谷、吉祥寺など、人気の駅に繋がっているので、中央線を使いたいときは自転車でいって、駐輪所へ止めておけば、活動の幅も広がるのではないのでしょうか。
ポイント④主要なお店がそろっている
引っ越したてのかたならば、100円ショップなどをよく利用するかと思います。野方駅には2つの100円ショップがありますので、大変便利です。
リサイクルショップもいくつかあります。
ですので、安く家具をそろえることも可能です。
クリーニング店もたくさんあります。
また、コインシャワーもいくつかありますので、お風呂のついてない物件でも住むことはできると思います。
ポイント⑤治安の良さ
野方駅周辺は、居酒屋も多いですが、商店街もしっかりと機能しています。
そのため、地域を感じる行事も多く、人々もあたたかいです。
そこが治安の良さにつながっているのではないかと思います。
夜中、騒がしいことはほとんどありませんし、犯罪も少ないです。
中野区野方周辺のデメリット
デメリット①スーパーはあるが…
スーパーは近くにいくつかありますが、どこもあまり安くありません。
特に、野菜やお肉は安売りしているスーパーがないので、空いているうちに、八百屋や精肉店で買うことをおすすめします。
もしくは、高円寺に出て、業務スーパーやオーケーにいくと、経済的です。
デメリット②快速がとまらない
西武新宿へは1本でいけますが、欲をいえば、快速がとまればより便利かなと思います。
快速に比べるとのぼりもくだりも空いているという点ではメリットですが。
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